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桃色フラストレーション
第26章 光のシンフォニー
「……はっぁぁああッ……あぁっ……感じる……っ」
手を動かすと、顔の見えない光が、大きく喘ぎだす。それに煽られて私もシュッシュッと手を激しく動かす。
「あぁイイっ……んぁぁああ千代……っ……んっ……袋も……触って……?」
袋も触って、という光の言葉に欲情しながら、焦ってもう一方の手で、見えない陰嚢をまさぐる。柔らかくていやらしい感触と熱……、これ……、見えないのって、かえって興奮する……!?
「あっあぁぁアッ……!あぁ気持ちいい……千代の手で出るッ……!」
顔が見える時よりも更に大きく喘いでいる光の様子にどんどん昂ぶって、息を荒くしながら手で彼を絶頂へと導く……。
「はぁ……ハァ……あぁぁぁああ出る出る……ッ……あぁぁぁいいっああああッ……っ……!……」

光はそのまま、窓ガラスめがけて射精した。白濁がガラスに飛沫となって当たり、垂れていく……。その光景に、私は堪らなく疼いた。
「やだ……、光……こんなとこに出しちゃって……。エッチだよすごく……」
「……っはぁッ……、すごく興奮する……ってことか?千代の場合……」
「するよ……、しちゃうよ……。だってもうッ……、んんっ……!」
我慢できずに私は光の前に行き、まだ先っちょに精液を残したままのペニスにむしゃぶりついた。光の味がする……。今こうしている私の背後にあるガラスには光の精液がべっとり付けられている……、と思うとナカから溢れてくるものがおさまらない。
「千代……っ……あぁぁっ……はげし……ンンッ……」
さっきは見えなかった、感じている光の顔を上目づかいに眺めながら、見えずにまさぐった陰嚢までも淫靡に愛撫していると、そこはすぐに復活して猛々しく張り詰めた。
「……ねぇ挿れたいの……光……、すぐに奥まで欲しいの……っ」
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