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桃色フラストレーション
第11章 予想通りの事と、予想外の事
「……ねぇ……今、バックで挿れてるんだね」
「うん……そうみたいですね……はぁ……っ、も……勘弁してこれ……」
「ますますムラムラしちゃう……?純くんは、したことある?」
「え……バックでですか?それともセックス……?」
「ああ、うん……どっちも」
「えと……バックでは、ないです。ってかあんま意地悪しないでくださいよ千代さん……」
狼狽える彼を、もっと見たくなり、顔を覗き込む。
「何が意地悪なの……?」
「千代さん結構タイプなんで……、でもそういうエロいこと言うと思ってなかったから……すげぇ興奮しちゃいます……ほんとヤバい」
間近で感じる純くんの吐息。ぜんぜん知らない彼の興奮を垣間見てしまっている私。光が香港に旅立って一ヶ月、すっかり性欲減退していたはずなのに、このシチュエーションと彼の様子に昂ぶるのを抑えられない。アヤノさんから聞かされた光との情事は、いったいどこまでが真実なのか……わからない。けどあの日私は、離れる決意をしてさようならのけじめをつけたのだから、彼が誰と関係を持とうが何も言えない……そして私が誰と何をしようが、光にだって関係ないんだ。ちゃんとアヤノって呼びながらいっぱい愛撫して突いてくれるようになったのよ……というアヤノさんの言葉がよぎった時には、私の唇は純くんの柔らかい唇と重なり、手はもう純くんの股間を下着の上から包み込んで撫でていた。
「うん……そうみたいですね……はぁ……っ、も……勘弁してこれ……」
「ますますムラムラしちゃう……?純くんは、したことある?」
「え……バックでですか?それともセックス……?」
「ああ、うん……どっちも」
「えと……バックでは、ないです。ってかあんま意地悪しないでくださいよ千代さん……」
狼狽える彼を、もっと見たくなり、顔を覗き込む。
「何が意地悪なの……?」
「千代さん結構タイプなんで……、でもそういうエロいこと言うと思ってなかったから……すげぇ興奮しちゃいます……ほんとヤバい」
間近で感じる純くんの吐息。ぜんぜん知らない彼の興奮を垣間見てしまっている私。光が香港に旅立って一ヶ月、すっかり性欲減退していたはずなのに、このシチュエーションと彼の様子に昂ぶるのを抑えられない。アヤノさんから聞かされた光との情事は、いったいどこまでが真実なのか……わからない。けどあの日私は、離れる決意をしてさようならのけじめをつけたのだから、彼が誰と関係を持とうが何も言えない……そして私が誰と何をしようが、光にだって関係ないんだ。ちゃんとアヤノって呼びながらいっぱい愛撫して突いてくれるようになったのよ……というアヤノさんの言葉がよぎった時には、私の唇は純くんの柔らかい唇と重なり、手はもう純くんの股間を下着の上から包み込んで撫でていた。