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桃色フラストレーション
第11章 予想通りの事と、予想外の事
その時、亮太の声でこう言っているのがハッキリ聞こえた。
(じゃあ遥香、口でして)
続いて亮太の低い小さな喘ぎ声が……。

「……っ、これ……ヤバいですね……耳栓したい」
「うん……こんなの初めて。人がすぐそこで、なんて……ドキドキするね」
「俺だって初めてです……」
(あぁっ……あぁ遥香っ……すげ……イイ……んっ……)
「ドキドキもするし……ムラムラしちゃう。ほんとヤバいです」
「えっ」
純くんがカチャカチャと前を開け始め、驚かされる。
「あっ……すみません。ごめんなさい、ジーンズの前、キツくて……勃っちゃって」
照れているだけだと思っていた年下の、物静かでちょっと可愛い顔をした彼が、私に勃起を告げてきた。しかもジーンズの前を開けた……。この瞬間、私の中でスイッチが入ってしまった。
「襲ったりしませんから……ほんとすみません……ちょっと開けるだけで……」
「あ……う、うん」
今、純くんに襲われたら――?と、思わず妄想してしまう。
「やべ……俺……こんなこと、初対面の千代さんの目の前で……ほんとごめんなさい」
苗字すら知らない純くん。口数が少なかったから、彼女がいるのかどうかも知らない。けれど今のこの様子を見る限り、誠実で純朴で……、あまり女慣れしていなさそうな印象。もしかして童貞だったり……しない?

バスルームから、今度は遥香の大きな喘ぎ声。
(あぁぁんっ……!だめ、バックだと声出ちゃうから……っ……聞こえちゃうよぉっ……!んぁぁんッ……!)
思わず2人、息を飲む。私は前を開けた純くんが次第に興奮した顔付きになっていくのを見ながら、まだ残っているほろ酔いも手伝って身体を熱くしてしまう。
(あぁぁっ、あぁぁ亮太ぁぁああっ……!気持ちいいよぉっ……!)
すっかり声を押し殺すことを忘れた様子の遥香の大きな喘ぎ声に煽られて、純くんを刺激してみたくなる。
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