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桃色フラストレーション
第16章 一日だけのデート
「じゃ、そろそろ帰るか。送るよ」
すっかり暗くなった道を、彼の車が走る。遊園地も、レストランも、家からはちょっと遠い。このあたりの道は私には全然わからない。他愛もない話をしながら、居心地の良い助手席に座っていると、いつしか真っ暗な山奥で停止した。
「あれ……?どうしたの、運転疲れた?休憩……?」
「うん……、いや、あの……ここなら、人来ないかな、って……」
「えっ……?」
「二人っきりに、なりたくて……」
照れくさそうにそう言った彼にときめかされた瞬間、覆い被さってきてキスをされた。さっき観覧車の中でしたみたいな、甘くついばむようなキスを……、そして、熱く……求める欲望のキスを。
「……っ……悪い桃井……。俺……、やっぱこのまま帰したくない……」
二人きりの車内で、至近距離でそうつぶやく彼の声が、身体じゅうに響く。

「キスだけにしとこうと思ってたんだけど……無理……」
「……っ!」
彼の手が胸に触れる。キスはどんどん荒く激しくなっていき、初めて見る高崎くんの欲望が露わにされていく……。
「好きなんだ……桃井……、俺……、今日だけでもいいから……っ……」
「ちょっ……、ねぇ高崎くん……っ!?だめ、そういうの……ダメだよ、今日だけなんて……つらくなっちゃうからっ……あっ、ねぇちょっと……っ!」
あっという間にブラウスのボタンが外され、ブラをぐいっとずり下げられる。
「つらくなっても何でもいい……俺は今、桃井とエッチしたい……」
「んっ……あ……、ね……だめっ……」
胸を揉まれ、乳首を擦られると、気持ち良くなっていやらしい声が出てきてしまう。
「んんっ……はぁ……っ……あッ……んん……」
「……感じてるんだ……?桃井すげー可愛い……もうこのまま何も考えないで一緒に気持ちよくなろう……?」
「良くないよっそういうの……っ……あっ、あぁぁッ……!」
乳首を口に含んで舌で転がされると、久しぶりに身体じゅうにエロスが蘇る。高崎くんが、こんなことを……、しかも車の中でこんな……と思うと、堪らない興奮が襲ってきた。きっともうすごく濡れてしまっている……でも、こんな風に流されてまた……ダメになってしまったら……!
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