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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
マスターが通話に出た。
『もしぃ?
おひさっす。そう。理玖っす。
マスター、なるべく金が良くて警察が入りづらいバイトある?
あー、ヤ関係は一応無しで』


――【link.】のマスターは裏で怪しい商売をしている。
金が必要なときに頼むと、仲介役となって割の良いバイトを紹介してくれるのだ。

もちろん、
警察にバレたら即手錠が入るようなバイトもある。



マスターがかなり割のいい仕事があると言ってきた。
『え、頼む!やらして』
理玖が勇んで言うと、


「出来るかな?
――――女性用風俗なんだけど。
デリヘルの女バージョン。お前の顔と身体ならかなり稼げるだろ。
それか、もう一つ……
紳士用玩具っつうのもあるけど」


『…………どっちがより稼げる?』


「紳士用玩具かねぇ。
女性用風俗と僅差だよ。

まぁどっちにしても客は金と地位があるヤツらだよ。だから警察に嗅ぎつかれることはないよ。ヤ関係も表面上は無い。
稼ぎにはなるよ、それだけは保証する」


『―――わかった。
両方頼む。
うん、夕方から朝までの時間帯で。
うん、会社は辞めねぇから。当たり前だ、絶対バレないように上手くやるよ(笑)』


マスターから「じゃあ早速今日の夜に女性用風俗頼むわ」
と風俗経営者の連絡先を教えて貰った。
紳士用玩具は平日のが仕事が入ってくると言うので…とりあえず平日は紳士用・土日は女性用ということにしてマスターとの通話を終える。


『待ってろ、優月』
理玖は呟いてアパートへと直帰した。
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