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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
『あん?
何だあのオッサン……
掛けてきたクセに出やしねぇ。
ま、いいか』


理玖はシャワーをして身体を丁寧に洗った。


指に嵌めたリングを全て外し、
ピアスも耳たぶの一つだけにして他は外す。


伸びた爪を短く切った。



――――裏の社会の仕事ならば想像がつく。

完全な守秘義務があるだろう。
誰にも喋ってはいけない。
もし、
違う場所で〔客〕と会ったとしても知らん顔をする。
依頼されたプレイは可能じゃなくても絶対受ける。



(優月も身体を使ってるんだ………
俺もそれくらいはしないと)


城田やタカに頼んで金を借りようかとも思いついた。
だけど、
それはメンツ上したくなかった。

うっかり城田の犬になったら最後だ。
アイツはクスリの売人を平気な顔をしてやっている。
喧嘩仲間とそれは別なのだ。

客引きをしたところで成果が無ければ金にはならない。
自分にホストが出来るとは到底思えないし、
キャバクラのボーイをしても余程高レベルなキャバでもない限り金にならない。そういうキャバは上手く立ち回れる器用なボーイを選ぶ。



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