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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
――――理玖は意外(?)にも自分のことは分かっている。
身体を整えて、
手持ちの服の中からなるべくキッチリした印象に見える服を選んだ。
『………これかねぇ』
黒いジャケットに、
白シャツ。
ダメージ無しの黒い細身パンツ。
バスルームにある細い鏡の前と、
ベッド脇を行ったり来たりと繰り返した。
ピリリリリ♪♪
スマホが鳴る。
『はい』
理玖は少し緊張しつつ、出た。
『早瀬理玖さんのお電話ですか?』
女性の柔らかな声がした。
『はい、そうです』
『タグチ様からご紹介に預かりました、
女性用風俗サービス店の〔渚〕【なぎさ】と申します』
タグチとは【link.】のマスターの名字だ。
『あっ、はい……』
『面接をしたいと思います。
形だけのものですが、
容姿・雰囲気を私が確認します。
タグチ様からの紹介ならばクリアしていると思いますが念のため』
『分かりました。
……で、どこに行けば?』
隣町の駅の裏手にあるファッションビルの名を告げられて、
理玖は了承しアパートを出た。
身体を整えて、
手持ちの服の中からなるべくキッチリした印象に見える服を選んだ。
『………これかねぇ』
黒いジャケットに、
白シャツ。
ダメージ無しの黒い細身パンツ。
バスルームにある細い鏡の前と、
ベッド脇を行ったり来たりと繰り返した。
ピリリリリ♪♪
スマホが鳴る。
『はい』
理玖は少し緊張しつつ、出た。
『早瀬理玖さんのお電話ですか?』
女性の柔らかな声がした。
『はい、そうです』
『タグチ様からご紹介に預かりました、
女性用風俗サービス店の〔渚〕【なぎさ】と申します』
タグチとは【link.】のマスターの名字だ。
『あっ、はい……』
『面接をしたいと思います。
形だけのものですが、
容姿・雰囲気を私が確認します。
タグチ様からの紹介ならばクリアしていると思いますが念のため』
『分かりました。
……で、どこに行けば?』
隣町の駅の裏手にあるファッションビルの名を告げられて、
理玖は了承しアパートを出た。