この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『あら。
よろしくお願いしますわね』

クスッと可愛らしく笑う女性。

ウェーブがかった黒髪がバレッタでまとめてある。
淡いイエローのアンサンブルスーツ。
膝丈のスカートから、
筋肉の付いた細い脚が伸びていた。

奥二重で清楚系。




物怖じしない理玖だが、
ちょっとビックリしてしまった。




(美人じゃん!
やっりィ♪♪♪)

内心ガッツポーズ。



『ご利用いただきありがとうございます。
今夜はじゅうぶんにご奉仕させてください』

理玖もやれば出来るのだ。

丁寧な挨拶とやらをしてみた。



女性はじっと理玖を見ている。



『…………何か………?』
マズイことを言ったか?と思った。






『あっ、いえ…………
キレイなお顔だなと見惚れてたの。
さ、
座って?寛ぎましょ』


室内は広い。

ネコ脚の椅子が二つあり、
間に丸いテーブル。


絨毯の間を挟み大きな天蓋付きベッドがある。

奥にバスルームがあるようだ。





理玖は促されるまま、
ネコ脚の椅子に座る。

『……………あのさ……』
女性に手を伸ばす。

そしてバレッタを外した。

ぱさりと髪が広がる。

『………??何かしら………』
女性が戸惑う。


理玖は女性を真っ直ぐ見て、
『うん。
髪下ろしたほうが数倍キレイ』と頷く。



『……………やだ、
言われ慣れてないから恥ずかしいわ(笑)』




『へ?
嘘でしょ?
こ~んな美人が言われ慣れてないわけないよ』


女性はふと視線を床に落とした。

『はあ…………。
褒められるのって忘れてたわ。 
私、普段は経営者なのよ。誰にも弱味を見せないし、
自分は男だと思って生きてきたのよ。褒めて叱って、社員を上手く使わなくちゃならないから。
もちろん接待は受けるけれど、
それも商談だから気を抜けないわ』


理玖は聞いている。


『いつも戦場に赴く兵士みたいな気分よ。
社員500人の中堅会社でも、
社員の家族も守らなきゃいけないわ』



『____じゃあ、
今は忘れてよ?
社長だってこと』
理玖はつい本音を言った。
/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ