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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『あら。
よろしくお願いしますわね』
クスッと可愛らしく笑う女性。
ウェーブがかった黒髪がバレッタでまとめてある。
淡いイエローのアンサンブルスーツ。
膝丈のスカートから、
筋肉の付いた細い脚が伸びていた。
奥二重で清楚系。
物怖じしない理玖だが、
ちょっとビックリしてしまった。
(美人じゃん!
やっりィ♪♪♪)
内心ガッツポーズ。
『ご利用いただきありがとうございます。
今夜はじゅうぶんにご奉仕させてください』
理玖もやれば出来るのだ。
丁寧な挨拶とやらをしてみた。
女性はじっと理玖を見ている。
『…………何か………?』
マズイことを言ったか?と思った。
『あっ、いえ…………
キレイなお顔だなと見惚れてたの。
さ、
座って?寛ぎましょ』
室内は広い。
ネコ脚の椅子が二つあり、
間に丸いテーブル。
絨毯の間を挟み大きな天蓋付きベッドがある。
奥にバスルームがあるようだ。
理玖は促されるまま、
ネコ脚の椅子に座る。
『……………あのさ……』
女性に手を伸ばす。
そしてバレッタを外した。
ぱさりと髪が広がる。
『………??何かしら………』
女性が戸惑う。
理玖は女性を真っ直ぐ見て、
『うん。
髪下ろしたほうが数倍キレイ』と頷く。
『……………やだ、
言われ慣れてないから恥ずかしいわ(笑)』
『へ?
嘘でしょ?
こ~んな美人が言われ慣れてないわけないよ』
女性はふと視線を床に落とした。
『はあ…………。
褒められるのって忘れてたわ。
私、普段は経営者なのよ。誰にも弱味を見せないし、
自分は男だと思って生きてきたのよ。褒めて叱って、社員を上手く使わなくちゃならないから。
もちろん接待は受けるけれど、
それも商談だから気を抜けないわ』
理玖は聞いている。
『いつも戦場に赴く兵士みたいな気分よ。
社員500人の中堅会社でも、
社員の家族も守らなきゃいけないわ』
『____じゃあ、
今は忘れてよ?
社長だってこと』
理玖はつい本音を言った。
よろしくお願いしますわね』
クスッと可愛らしく笑う女性。
ウェーブがかった黒髪がバレッタでまとめてある。
淡いイエローのアンサンブルスーツ。
膝丈のスカートから、
筋肉の付いた細い脚が伸びていた。
奥二重で清楚系。
物怖じしない理玖だが、
ちょっとビックリしてしまった。
(美人じゃん!
やっりィ♪♪♪)
内心ガッツポーズ。
『ご利用いただきありがとうございます。
今夜はじゅうぶんにご奉仕させてください』
理玖もやれば出来るのだ。
丁寧な挨拶とやらをしてみた。
女性はじっと理玖を見ている。
『…………何か………?』
マズイことを言ったか?と思った。
『あっ、いえ…………
キレイなお顔だなと見惚れてたの。
さ、
座って?寛ぎましょ』
室内は広い。
ネコ脚の椅子が二つあり、
間に丸いテーブル。
絨毯の間を挟み大きな天蓋付きベッドがある。
奥にバスルームがあるようだ。
理玖は促されるまま、
ネコ脚の椅子に座る。
『……………あのさ……』
女性に手を伸ばす。
そしてバレッタを外した。
ぱさりと髪が広がる。
『………??何かしら………』
女性が戸惑う。
理玖は女性を真っ直ぐ見て、
『うん。
髪下ろしたほうが数倍キレイ』と頷く。
『……………やだ、
言われ慣れてないから恥ずかしいわ(笑)』
『へ?
嘘でしょ?
こ~んな美人が言われ慣れてないわけないよ』
女性はふと視線を床に落とした。
『はあ…………。
褒められるのって忘れてたわ。
私、普段は経営者なのよ。誰にも弱味を見せないし、
自分は男だと思って生きてきたのよ。褒めて叱って、社員を上手く使わなくちゃならないから。
もちろん接待は受けるけれど、
それも商談だから気を抜けないわ』
理玖は聞いている。
『いつも戦場に赴く兵士みたいな気分よ。
社員500人の中堅会社でも、
社員の家族も守らなきゃいけないわ』
『____じゃあ、
今は忘れてよ?
社長だってこと』
理玖はつい本音を言った。