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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『その警戒心を最初から羽乃に使っとけってんだ』
「はの………??
その人がキミたちが借金を背負うことになった元凶か?」
『うん、そう。
ヤクザだってさー。
優月そいつに惚れ込んで騙されたんだよ』
「キミたち…………
無謀にも程があるぞ。
ヤクザ相手に単身で返済する気だったのか…………」
内訳を知った宗一郎は脱力した。
『しゃーないじゃん。
優月がそいつに惚れたんだもん。
じゃあ明日夜……えーと8時に駅横のカラオケボックス〔ビビッド〕集合でいい?いいな?』
「分かった。
明日夜8時、ビビッドだな」
理玖はtellを切ってボロアパートに帰った。
一方宗一郎は『一度優月くんとやらに会ってみたいと思っていたが。
ちょうどいい機会だ』
とネクタイを締め直した。
研究所の自室である。__500万を援助するのに、
会わないほうが不自然だ。
『しかし…………ヤクザ相手だったとは。
無謀と若さは同義語とはよく言ったものだ』
呆れて肩を落とす。
口元は言葉とは裏腹に笑みが浮かぶ。
(理玖らしい)
彼らしいと思った。
そして、
愛しいと思ってしまった…………
「はの………??
その人がキミたちが借金を背負うことになった元凶か?」
『うん、そう。
ヤクザだってさー。
優月そいつに惚れ込んで騙されたんだよ』
「キミたち…………
無謀にも程があるぞ。
ヤクザ相手に単身で返済する気だったのか…………」
内訳を知った宗一郎は脱力した。
『しゃーないじゃん。
優月がそいつに惚れたんだもん。
じゃあ明日夜……えーと8時に駅横のカラオケボックス〔ビビッド〕集合でいい?いいな?』
「分かった。
明日夜8時、ビビッドだな」
理玖はtellを切ってボロアパートに帰った。
一方宗一郎は『一度優月くんとやらに会ってみたいと思っていたが。
ちょうどいい機会だ』
とネクタイを締め直した。
研究所の自室である。__500万を援助するのに、
会わないほうが不自然だ。
『しかし…………ヤクザ相手だったとは。
無謀と若さは同義語とはよく言ったものだ』
呆れて肩を落とす。
口元は言葉とは裏腹に笑みが浮かぶ。
(理玖らしい)
彼らしいと思った。
そして、
愛しいと思ってしまった…………