この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
『その警戒心を最初から羽乃に使っとけってんだ』



「はの………??
その人がキミたちが借金を背負うことになった元凶か?」



『うん、そう。
ヤクザだってさー。
優月そいつに惚れ込んで騙されたんだよ』



「キミたち…………
無謀にも程があるぞ。
ヤクザ相手に単身で返済する気だったのか…………」
内訳を知った宗一郎は脱力した。



『しゃーないじゃん。
優月がそいつに惚れたんだもん。
じゃあ明日夜……えーと8時に駅横のカラオケボックス〔ビビッド〕集合でいい?いいな?』





「分かった。
明日夜8時、ビビッドだな」


理玖はtellを切ってボロアパートに帰った。


一方宗一郎は『一度優月くんとやらに会ってみたいと思っていたが。
ちょうどいい機会だ』
とネクタイを締め直した。
研究所の自室である。__500万を援助するのに、
会わないほうが不自然だ。
『しかし…………ヤクザ相手だったとは。
無謀と若さは同義語とはよく言ったものだ』
呆れて肩を落とす。
口元は言葉とは裏腹に笑みが浮かぶ。


(理玖らしい)




彼らしいと思った。


そして、
愛しいと思ってしまった…………




/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ