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〇〇を教えて。。
第5章 ムズカシイけどイイみたい☆
つい、
トートバッグを抱えて睨むように宗一郎を見る。
『___そうか。
早瀬理玖と知り合った経緯から話したほうがいいのかな?
僕はこういう者だ』
宗一郎は名刺を出す。
優月はそれを受け取り、
『…………なんで研究所の社員が理玖なんかと?』と小声で訊ねる。
優月にしてみれば、
理玖不在のなか宗一郎は只の怪しい人物。
『キミは、
借金返済があるんだよね?
早瀬から訊いた。
僕は………、その………早瀬理玖の友人というか何と言うか。とにかく近しい知人だ。
彼がキミの借金返済のために体を売っているのを見かねて援助しようと用意したんだ。
早瀬が持って来ると思うが……現金で』
宗一郎は自分と理玖の関係を説明し辛い。
おずおずと話す。
『___はあ?!
え、理玖があたしの借金返済するって………
そうなの?!』
優月はソファーから立ち上がる。
宗一郎は起立した優月を唖然と見た。
『そうか。
彼はキミに黙ってしてたのか。
余計なことを言ってしまったな』
腕を組む。
『何なのアイツ!
そうならそうと言いなさいよー!』
優月ががなる。
『キミ、落ち着いて。
とにかくだ。
彼が来るまで待とう』
当の理玖が不在では話がこんがらがる。
宗一郎はそう提案した。
『そ、そーですね、………』
腰を下ろした優月。
『何か歌います??』
マイクを持つ。
『どうやって歌うんだね?
カラオケボックスは初めてなんだ』
青い瞳をしたインテリ系男は真顔で優月に訊ねた…………………………。
トートバッグを抱えて睨むように宗一郎を見る。
『___そうか。
早瀬理玖と知り合った経緯から話したほうがいいのかな?
僕はこういう者だ』
宗一郎は名刺を出す。
優月はそれを受け取り、
『…………なんで研究所の社員が理玖なんかと?』と小声で訊ねる。
優月にしてみれば、
理玖不在のなか宗一郎は只の怪しい人物。
『キミは、
借金返済があるんだよね?
早瀬から訊いた。
僕は………、その………早瀬理玖の友人というか何と言うか。とにかく近しい知人だ。
彼がキミの借金返済のために体を売っているのを見かねて援助しようと用意したんだ。
早瀬が持って来ると思うが……現金で』
宗一郎は自分と理玖の関係を説明し辛い。
おずおずと話す。
『___はあ?!
え、理玖があたしの借金返済するって………
そうなの?!』
優月はソファーから立ち上がる。
宗一郎は起立した優月を唖然と見た。
『そうか。
彼はキミに黙ってしてたのか。
余計なことを言ってしまったな』
腕を組む。
『何なのアイツ!
そうならそうと言いなさいよー!』
優月ががなる。
『キミ、落ち着いて。
とにかくだ。
彼が来るまで待とう』
当の理玖が不在では話がこんがらがる。
宗一郎はそう提案した。
『そ、そーですね、………』
腰を下ろした優月。
『何か歌います??』
マイクを持つ。
『どうやって歌うんだね?
カラオケボックスは初めてなんだ』
青い瞳をしたインテリ系男は真顔で優月に訊ねた…………………………。