この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
ミルクとドライフードをやると、
ペス&ニールは勢いよく食べ始めた。



宗一郎は調理場でストックしてあった挽き肉を取り出す。


キャベツも取り出した。

挽き肉を解凍し、
下味を付けキャベツを巻いてゆく。



胃に優しくて、温かく食べやすいものを作っておこう。



理玖の泣き疲れた寝顔を、
笑わせたい。

直ぐじゃなくていい。


辛そうな理玖の顔を見ると胸が痛む。



〔そーいちろー!!〕
覇気のある理玖の声。

自分の名を呼ぶ理玖の素直さ。



『コンソメ……………
ええと、ピラフも作ろうか』
宗一郎は食材を切って冷凍していた米と合わせバターで炒めた。





戻ってほしい、
元気な理玖に。





『クゥーン』

『お?どうした、ニール』
ドーベルマンのニールが体をこすりつけてきた。


宗一郎を見上げ、
『クゥゥン………』と鳴く。

目が穏やかだ。



『ありがとう、ニール。
大丈夫だよ』

宗一郎はフライパンの火を消すと、
しゃがんでニールの頭を撫でた。

ペスもフンフンと鼻息を吐きながら宗一郎にくっつく。



伝わっているのだ。




宗一郎の理玖への想い。





/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ