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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
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『うーん……………困ったわねぇ』
渚遥香はその抜群のスタイルを持て余すように脚を組んでいる。
自室のPCの前。
椅子に座り、
PC画面を見つめた。
『……………早瀬の携帯、
OFFにしてるのかしら?』
何度か鳴らしたが、
出ないのだ。
(それにしても、
藤代さんがねぇ。分からないものだわ)
理玖の好きな人が藤代宗一郎。
互いに好き合っているとは。
___何だか心にポッカリ穴が空いたみたい。
『せっかく早瀬は稼ぎ頭になりそうだったのになー』
PC画面には、
利用者様からのコメントが届いている。
どれも〔金髪で緑色のメッシュが入ってる男の子に代えてほしい〕という要望だった。
(早瀬、テクニックは凄いものねぇ。
それと人懐っこさと)
理玖の人懐っこさは、
他人の心に土足で上がり込むような嫌な踏み込み方がない。
図々しいのに、
不思議なほど嫌味がなかった。
『できれば居てほしいんだけどな』
独り言を溢す。
(仕事だけじゃなくて。
____てのは冗談だけど)
後でまたtellしてみよう。
藤代宗一郎の番号は知らないのだ。
居住地も。
『あ、そうだ。
真田さんに訊いてみましょ』
渚は立ち上がり、
着替えるとマンションを出た。
『うーん……………困ったわねぇ』
渚遥香はその抜群のスタイルを持て余すように脚を組んでいる。
自室のPCの前。
椅子に座り、
PC画面を見つめた。
『……………早瀬の携帯、
OFFにしてるのかしら?』
何度か鳴らしたが、
出ないのだ。
(それにしても、
藤代さんがねぇ。分からないものだわ)
理玖の好きな人が藤代宗一郎。
互いに好き合っているとは。
___何だか心にポッカリ穴が空いたみたい。
『せっかく早瀬は稼ぎ頭になりそうだったのになー』
PC画面には、
利用者様からのコメントが届いている。
どれも〔金髪で緑色のメッシュが入ってる男の子に代えてほしい〕という要望だった。
(早瀬、テクニックは凄いものねぇ。
それと人懐っこさと)
理玖の人懐っこさは、
他人の心に土足で上がり込むような嫌な踏み込み方がない。
図々しいのに、
不思議なほど嫌味がなかった。
『できれば居てほしいんだけどな』
独り言を溢す。
(仕事だけじゃなくて。
____てのは冗談だけど)
後でまたtellしてみよう。
藤代宗一郎の番号は知らないのだ。
居住地も。
『あ、そうだ。
真田さんに訊いてみましょ』
渚は立ち上がり、
着替えるとマンションを出た。