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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
____『おお!
渚さん!』
作業着ズボンを履いて、
上はTシャツの真田がボロボロのアパートのドアを開けた。
真田の頬がバラ色に染まっている気がするが、
無視。
『朝から訪問を失礼します。
あのー、藤代宗一郎さんの自宅か携帯の番号を知りません?』
ぽ~~~っと渚に見惚れていた真田(キリッとした美人に弱いのだ…)は、
『……………ハッ?!
え、今なんて?』と我に還る。
渚は『ですから。
藤代宗一郎さんの自宅の場所か携帯番号を知っていたら教えていただけません?』
と若干イラつく。
『あ、はい…………』
気圧された真田。
『えーっと。
理玖を預けてるから。藤代先生のtell番はコレです』
紙切れを渡す真田。
『えと………理玖は回復してるんですかね?』
頭を掻きながら真田が問う。
『いーえー、私も全く知らなくて。
ですのでこうして真田さんを訪ねた訳です、
藤代さんにコンタクトが取れるかもしれないと考え』
渚はスマホに宗一郎の番号を打ち込んだ。
『あ、じゃあ俺も一緒に行っていいすかね?
まだ先生から連絡入ってなくて。社長は忙しくていないし』
渚は番号をプッシュした。
プルルル…………………
プルルル…………………
「____はい」
出た!
渚は憧れの先輩である藤代にドキッとする。
『あのー、朝から失礼を承知で連絡しました。
渚遥香です』
「………………ああ!
渚くんか」
『率直にうかがいますね?
早瀬の体調はどうです?
回復してますか?』
「ああ、だいぶ元に戻ってきたよ。食事も摂ったし
今風呂から出て眠ったところだ」
渚は肩の力が抜けた。
『そう………………!
よ、よかった……………………………』
涙が滲む。
渚さん!』
作業着ズボンを履いて、
上はTシャツの真田がボロボロのアパートのドアを開けた。
真田の頬がバラ色に染まっている気がするが、
無視。
『朝から訪問を失礼します。
あのー、藤代宗一郎さんの自宅か携帯の番号を知りません?』
ぽ~~~っと渚に見惚れていた真田(キリッとした美人に弱いのだ…)は、
『……………ハッ?!
え、今なんて?』と我に還る。
渚は『ですから。
藤代宗一郎さんの自宅の場所か携帯番号を知っていたら教えていただけません?』
と若干イラつく。
『あ、はい…………』
気圧された真田。
『えーっと。
理玖を預けてるから。藤代先生のtell番はコレです』
紙切れを渡す真田。
『えと………理玖は回復してるんですかね?』
頭を掻きながら真田が問う。
『いーえー、私も全く知らなくて。
ですのでこうして真田さんを訪ねた訳です、
藤代さんにコンタクトが取れるかもしれないと考え』
渚はスマホに宗一郎の番号を打ち込んだ。
『あ、じゃあ俺も一緒に行っていいすかね?
まだ先生から連絡入ってなくて。社長は忙しくていないし』
渚は番号をプッシュした。
プルルル…………………
プルルル…………………
「____はい」
出た!
渚は憧れの先輩である藤代にドキッとする。
『あのー、朝から失礼を承知で連絡しました。
渚遥香です』
「………………ああ!
渚くんか」
『率直にうかがいますね?
早瀬の体調はどうです?
回復してますか?』
「ああ、だいぶ元に戻ってきたよ。食事も摂ったし
今風呂から出て眠ったところだ」
渚は肩の力が抜けた。
『そう………………!
よ、よかった……………………………』
涙が滲む。