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〇〇を教えて。。
第1章 出会っちゃったみたい☆
『…………何でここにいるわけ………
『失礼するよ』
ドアを開いて黒い靴を脱ぎ、
白衣男――今は着てないが―――が入ってきた。
『……ちょちょちょ!
何なんだよあんた』
『………君の家はここか?』
『はあ?
ああ、そうだよ?』
『……………………
参ったな…………………
まさかこんな場所で棲息出来る人間がいるとは』
『こないだの白衣のオッサンだよね?』
理玖は確認のため訊ねた。
『人に話し掛ける時は主語・述語を使いなさい。
そして社会人ならば敬語を常用したまえ。
僕はオッサンではない、
藤代宗一郎だ』
『藤代サン?
あんた何でここが分かったの?
ストーカー?』
理玖は怪訝な顔で訊ねる。
『昨日、
君が弊社を訪れた際にこれを落として帰った。
………まぁ、塀を越えた上に暴行も加えて去った訳だが』
藤代はリビングに立てったまま内ポケットから社員証を出した。
『あ!
俺の社員証………
やっべぇ、無くすとこだった。サンキュー』
手を伸ばしてカードを取ろうとすると、
ヒョイッと藤代がかわす。
『失礼するよ』
ドアを開いて黒い靴を脱ぎ、
白衣男――今は着てないが―――が入ってきた。
『……ちょちょちょ!
何なんだよあんた』
『………君の家はここか?』
『はあ?
ああ、そうだよ?』
『……………………
参ったな…………………
まさかこんな場所で棲息出来る人間がいるとは』
『こないだの白衣のオッサンだよね?』
理玖は確認のため訊ねた。
『人に話し掛ける時は主語・述語を使いなさい。
そして社会人ならば敬語を常用したまえ。
僕はオッサンではない、
藤代宗一郎だ』
『藤代サン?
あんた何でここが分かったの?
ストーカー?』
理玖は怪訝な顔で訊ねる。
『昨日、
君が弊社を訪れた際にこれを落として帰った。
………まぁ、塀を越えた上に暴行も加えて去った訳だが』
藤代はリビングに立てったまま内ポケットから社員証を出した。
『あ!
俺の社員証………
やっべぇ、無くすとこだった。サンキュー』
手を伸ばしてカードを取ろうとすると、
ヒョイッと藤代がかわす。