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〇〇を教えて。。
第1章 出会っちゃったみたい☆
『何すんだよ!返せ!』
理玖が藤代のスーツ袖を掴む。
『………聞きなさい……、落ち着いて。
弊社の受付嬢を覚えているかね?』
『受付?
ああ、何かキレーなねーちゃんが居たよーな……』
『宮田という受付嬢が、
君に惚れたと僕に言ってきた。君を「知人だ」と言ってしまったからね。「ワイルドな男性に初めて会った」そうだ。
――――社員証を言付けて知らん顔をすれば良かったんだが………
よくよく考えれば宮田くんは所長の縁故採用で非常に性格が良く男性免疫が低い。
君と接する機会など与えたら危険すぎる。
だから僕が来た』
『何かよく分かんねぇけど………
単に社員証を届けに来たんだよな?』
理玖は怪訝な表情をした。
『端的に言えばそうだ。
………君は未だ僕に正式に謝罪をしていない』
『正式にシャザイ?
どーやればいいわけ?紙に書きゃいいの?』
『謝罪というのはだな…………
「大変申し訳ありませんでした」と相手に頭を下げるんだ』
『……でもさぁ……………
自販機でジーッと突っ立ってる間に「早くして」って言えば良いんじゃねぇの?』
『うっ……………
いや、メガネの破損と股間を蹴ったのは立派な器物破損・傷害罪だ。
警察に届け出てもいい』
理玖が藤代のスーツ袖を掴む。
『………聞きなさい……、落ち着いて。
弊社の受付嬢を覚えているかね?』
『受付?
ああ、何かキレーなねーちゃんが居たよーな……』
『宮田という受付嬢が、
君に惚れたと僕に言ってきた。君を「知人だ」と言ってしまったからね。「ワイルドな男性に初めて会った」そうだ。
――――社員証を言付けて知らん顔をすれば良かったんだが………
よくよく考えれば宮田くんは所長の縁故採用で非常に性格が良く男性免疫が低い。
君と接する機会など与えたら危険すぎる。
だから僕が来た』
『何かよく分かんねぇけど………
単に社員証を届けに来たんだよな?』
理玖は怪訝な表情をした。
『端的に言えばそうだ。
………君は未だ僕に正式に謝罪をしていない』
『正式にシャザイ?
どーやればいいわけ?紙に書きゃいいの?』
『謝罪というのはだな…………
「大変申し訳ありませんでした」と相手に頭を下げるんだ』
『……でもさぁ……………
自販機でジーッと突っ立ってる間に「早くして」って言えば良いんじゃねぇの?』
『うっ……………
いや、メガネの破損と股間を蹴ったのは立派な器物破損・傷害罪だ。
警察に届け出てもいい』