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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
キーンコーン……………
下階から僅かにベルが響いた。
『誰だ?
珍しいな、訪問者なんて…』
宗一郎が部屋を出てゆく。
階段を下りると、
再びキーンコーン………
呼び出しベルが鳴った。
『はい?』
____この古い建物にはインターホンがない。
祖父の代からそのままだ。
宗一郎は門扉を開いた。
『あっ?毬佳くん!』
目の前には、
クリーム色の深いVネック・タイトスカートにヒール、
艶々の巻き髪……
という出で立ちの白石毬佳が立っていた。
『珍しいな。
一体どうしたんだ?』
きょとんとする宗一郎に、
毬佳は憤りを隠せない。
『…………あのヤンキーを引き取ったんですって?』
『引き取………誰がそんなことを!
1週間、ウチで療養させるだけさ』
『入らせてもらいます!』
ツカツカヒールを鳴らしながら、
階段を上がってゆく毬佳。
『あっ………毬佳くん!待ちなさい………』
今日は思いがけない訪問者ばかりだな。
呑気にそう思い、
階段を上がってゆくと________
『___________ああっ?!!!
なぜ、貴女がここにっ………………!?』
毬佳の手からエルメスのバーキンが落ちる。
指先は、
渚遥香を指していた。
渚遥香も目を見開き、
『____白石……………
白石毬佳??
なぜ、ここにいるの?』とあんぐり。
宗一郎が入り、
渚・理玖の関係と自分と毬佳の関係を説明したのだった………………………………
下階から僅かにベルが響いた。
『誰だ?
珍しいな、訪問者なんて…』
宗一郎が部屋を出てゆく。
階段を下りると、
再びキーンコーン………
呼び出しベルが鳴った。
『はい?』
____この古い建物にはインターホンがない。
祖父の代からそのままだ。
宗一郎は門扉を開いた。
『あっ?毬佳くん!』
目の前には、
クリーム色の深いVネック・タイトスカートにヒール、
艶々の巻き髪……
という出で立ちの白石毬佳が立っていた。
『珍しいな。
一体どうしたんだ?』
きょとんとする宗一郎に、
毬佳は憤りを隠せない。
『…………あのヤンキーを引き取ったんですって?』
『引き取………誰がそんなことを!
1週間、ウチで療養させるだけさ』
『入らせてもらいます!』
ツカツカヒールを鳴らしながら、
階段を上がってゆく毬佳。
『あっ………毬佳くん!待ちなさい………』
今日は思いがけない訪問者ばかりだな。
呑気にそう思い、
階段を上がってゆくと________
『___________ああっ?!!!
なぜ、貴女がここにっ………………!?』
毬佳の手からエルメスのバーキンが落ちる。
指先は、
渚遥香を指していた。
渚遥香も目を見開き、
『____白石……………
白石毬佳??
なぜ、ここにいるの?』とあんぐり。
宗一郎が入り、
渚・理玖の関係と自分と毬佳の関係を説明したのだった………………………………