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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
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5階に移動した3人。


ベッド周辺の散らかりを、
宗一郎が素早く片した。
『寝室なものでね……………』



ソファーもなく、
あるのはチェスト・デスク・ダブルベッド。
小さな流しがひっそりとあった。


クッションを出し、
渚が座った。

横では理玖が胡座をかいてぶっす~~~とむくれている。

『殴んなくてもいいじゃん……』


『殴ってないわよっ、
少し叩いただけでしょーがっ。
寝込んでるかと思ってたのに…………』


ニール&ペスは4階で大人しく寝ている。





『………………でも安心したわ。
よかった………………』
渚は本音を吐露した。

力が抜ける。


ポロッと涙がこぼれた。


『あれ?
そんなに心配してくれてたの?
悪かったってば……………
泣くなよ遥香!』
オロオロし出す理玖。




宗一郎は(はるか……………?
遥香………………ああ、何時か「遥香から連絡が~」と理玖が言ってたな。
渚くんのことだったのか!何だ………)
思い当たり、ホッとする。



しかし_____。



『うわあん、早瀬の馬鹿-!!』
渚が子供のように泣き始めた………………


『どわ!!
泣くなって!悪かったって!』
理玖が渚を抱き締めようとする。

宗一郎がピクリと眉を上げた。



『触らないでぇ!
…………っく、ひっく………よ、よかった…………
私の事も分からなくなってたんだもの、
どうしようかと思った……………』
理玖の手を払うと、
落ち着きを取り戻した。





『君ら仲良いね…………』
宗一郎が呟く。



理玖は頭を掻き、
『あはは!
そりゃあ一発ヤッ…………がふっ…』
笑いながら渚の拳が頬にHitした。



『____コホン(大体分かった…)。
まぁ、渚くん。
理玖はこの通りまずまずの回復だよ』
渚ともシたのか……と頭を抱えつつ、
取り繕う。



『よかったです…………
藤代先輩、早瀬に会わせて下さってありがとうございます』
深々と頭を下げる渚。



渚は、思ったよりも元気な理玖に心底安堵した。


それに____…………


この部屋の雰囲気。


理玖と宗一郎の愛の巣かというくらい、
2人の匂いが混在してる。



(本当に、好きなのねぇ…………)

羨ましいくらいだわ。









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