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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
『____そうだな…………

理玖の言うことは一理あるよ』

黙っていた宗一郎が頷いた。


『折角またこうやって逢えたんだ。
何か強い縁があるのかもしれないよ』



毬佳が「ブッ」と噴き出した。


『宗一郎………………

あなた大丈夫?

縁だなんて非科学的なものを持ち出すなんて………
信じられないわ』

毬佳が宗一郎を睨む。




パンッ!!


理玖が手を叩いた。
大きな音に、
全員がビクッとし静まる。



『あーもう、
何で頭いいやつってこねくり回すんだよ!

逢えたんだからよかったじゃん!!?
それとも毬佳も渚も嫌なわけ?
大っ嫌いで顔も見たくなかった?』




毬佳と渚は互いをジッと見る。


『嫌じゃないわ…………』渚。

『私も』
と毬佳。




『なんだ、
じゃあよかったじゃん。
さささ♪♪♪
再会を祝して~~~~~』


理玖は流しの下からワインを取り出す。


『こら、理玖!
いつの間に見つけたんだ!』




理玖は振り返って、
『え~~~~~……………
掃除に来た日』
と舌を出した……………………………………………


















急きょ飲み会(?)となった宗一郎たち。



理玖はワインを飲むなり、
ベッドに倒れ込む。

すぐイビキをかき始めた。




『………………宗一郎……………
認めてはないけれど、
何となくあの子の魅力は分かったわ…………』
毬佳が呆れ声を出す。


『あの単純さよね…………
あれにやられちゃうのよ』
渚は納得。


『そうそう。
やたら人懐っこいしねぇ。
距離感を知らないことが美点になるなんて、
初めて知ったわ私』



『そうなのよ!
やっぱり生まれ持った才能かしら?
それとも彼の孤独な生い立ちからかしらね……』


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