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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
『ニール、ペス!
ミルクを飲みなさい』

降りがけに4階の犬たちにミルクを注ぐ。


頭を撫で、
『ちょっと出てくるね』と告げた。




_____宗一郎が車を回して玄関につけると、
理玖が助手席に滑り込んだ。





『は~……………
この車すんごい落ち着く』

理玖はのびのび寛ぐ。



『ちゃんとシートベルトをして。
さぁ、行こうか』
宗一郎はハンドルを動かし、
広い通りに出て4車線に合流した。




テールランプが魂の光みたいに揺らめく。


クラクションの音。



理玖は何も喋らない。

ジッと前方を眺めている。




宗一郎はいつもと違う理玖を痛々しく感じ、
アクセルを踏み込んだ。








______観覧車が遠くに見える駐車場に車を停めた。


二人は降りて、
公園に入ってゆく。



平日だからか?
まだ夜8時だからか………


恋人たちが疎らにいるだけで静かだ。



海がある方面から、風が強く吹いている。


宗一郎のジャケットが靡く。



観覧車は巨大で、
駐車場か1㎞近く距離があった。


芝生を歩く。



ふと、理玖が脚を止めた。

『りく?どうし…………』
宗一郎は言葉を止めた。



理玖はベンチと芝生を眺めている。

髪が風に靡き、
ジャージの背中がはためく。





(あの辺りなのか………………)


寝っ転がって、取っ組み合う理玖と優月が浮かんだ。


















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