この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〇〇を教えて。。
第8章 ウマくいったらHappyみたい☆
_____雑音が入っていて聞き取り難いけれど、
話の筋は明確だった。
じっくり聞いていれば分かる。



毬佳はヘッドホンを外し顎の下で指を組む。




(想像通り。

だよね?渚………………)



違っていたらどんなに良かっただろう。



羽乃の子じゃなかった。

おそらく………いや、十中八九…………

早瀬理玖の子なのだ。


____産みたいのに産めない。
____婚約者にバレて無理やり堕胎せざるを得なかった。



会ったことも見たこともない江名優月という女子。
しかし、毬佳も同じ女性なのだ。
自死を選ぶくらい思い詰める理由があるとしたら、
〔愛〕に関わる出来事だ……………………




『辛いわね、渚』

毬佳はPC画面に話しかけた。


そして内線電話を取り、
夜勤中の父親を呼び出す。


『父さん?

〔特別室〕の渚遥香の私物は警察なの?

あら………そう。じゃあ私が回復を待って渡しておくわ。
良かったわ、お婆さんが通報しなくて。
風評被害に遭えば直ぐ潰れるものね。
いえ、ヤクザはヤクザ同士また抗争があるんでしょうよ。
じゃ』




受話器を置く。


自室を出て、渚の私物を取りに向かう。


ひどく疲れた気がして肩をぐるりと回した______……………





/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ