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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
―――――――――


コンコン。

コンコンコン。


『………っだようるせぇなぁ〜〜〜』

音に目を覚ました。体を起こすと、
頭にビキッと痛みが走った。

『いってぇ!!
………痛ぇ……』


ぐゎんぐゎん頭が鳴る。


『飲み過ぎた…………………………………』

酒の瓶。
缶ビールの缶。

ベッドの下に転がっている。



『…………………痛……………』

鉛のように体が重い。



自宅アパートには違いない。

理玖はよろけながら立ち上がり、
コンコンコンと鳴り響くドアを開けた。

『誰だ、うるせーーー!!』

そう叫ぶと、
目の前に居た人物が『名刺を無くしたのか?』
と呟く。


『はあ?
痛っ……………』
頭が痛くて、
顔を上げるのがやっとだ。

『酒臭いな………
失礼、あがるぞ』


男がズカズカと自室に入って来る。

『――――あ。
白衣男……………』
思い出した。

白くてツルッとした肌の、青い瞳の男。

藤代宗一郎。

そう思い出した瞬間、
理玖は失神した。


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