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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
『………大声を出すな……。
ここにあるのは全て保存物体だ。
死んでいる。
保存溶液に浸けると百年腐敗しない』
理玖は扉にしがみついてぷるぷる震えた。
喧嘩には専ら強い理玖も、小型怪獣(?)は流石に気持ちが悪い。
『ここへは普段は入室禁止。
分かったな?』
藤代は小刻みに震える理玖を横目に、
「次はこっちだ」と手招きした。
『入るかー!!
何だあれ……………』
よろよろと藤代の後ろを着いていく。
隣の扉―――黒い木製の扉だった――
を開ける藤代。
『し……死体とか吊るしてねぇだろーな………』
恐る恐る入る理玖。
すると、こちらはまさかの調理場だった。
古いコンロ・包丁に調理器具。
土鍋やアルミ鍋、
ミキサー。
冷蔵庫を開く藤代。
『ここはご覧の通り調理場。
キッチンだな。』
藤代は冷蔵庫から野菜ジュースを取り出した。
ゴキュゴキュと飲み干す。
白い喉仏が上下した。
眼鏡の奥で瞳が臥せ気味になっている。
ここにあるのは全て保存物体だ。
死んでいる。
保存溶液に浸けると百年腐敗しない』
理玖は扉にしがみついてぷるぷる震えた。
喧嘩には専ら強い理玖も、小型怪獣(?)は流石に気持ちが悪い。
『ここへは普段は入室禁止。
分かったな?』
藤代は小刻みに震える理玖を横目に、
「次はこっちだ」と手招きした。
『入るかー!!
何だあれ……………』
よろよろと藤代の後ろを着いていく。
隣の扉―――黒い木製の扉だった――
を開ける藤代。
『し……死体とか吊るしてねぇだろーな………』
恐る恐る入る理玖。
すると、こちらはまさかの調理場だった。
古いコンロ・包丁に調理器具。
土鍋やアルミ鍋、
ミキサー。
冷蔵庫を開く藤代。
『ここはご覧の通り調理場。
キッチンだな。』
藤代は冷蔵庫から野菜ジュースを取り出した。
ゴキュゴキュと飲み干す。
白い喉仏が上下した。
眼鏡の奥で瞳が臥せ気味になっている。