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〇〇を教えて。。
第3章 始まっちゃったら色々あるみたい☆
『………しっかし、
変な建物だよなー』


理玖は窓を磨きながら溢した。


1階2階は、
3階(例のキモ生物室と調理場)と同じ造りだ。

螺旋階段を上がると廊下があり、
廊下に沿って違う色をした扉が2つまたは3つある。廊下はグルリと部屋を囲うように一周していた。


理玖は部屋を開いてみたが、
広い木造空間がガランと広がっているだけだった。


4階は5階と同じく個室になっておらず区切りもない空間。


2匹の犬の部屋だ。

各犬毎に人間用のベッド。トイレが置いてある。
テレビがあり、
ワンコ用飲料を仕舞ってある冷蔵庫がある。



ワンコ用の玩具が転がっていた。



『家っつーかガッコみてぇだもんな』


理玖も家らしい家は知らない。
だけど、城田の家を知っている。ああいう空間を家というんだろう。



5階の寝室には、
ベッドの脇にも楕円形の窓が並んでいる。
『あれも拭くんだよなー?おーいオッサーン!
オッサン?』

階下に向かって叫ぶ。

が、反応がない。



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