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奈落の向こう側
第19章 奈落の向こう側
何なんでしょう?
この緊張感は・・・?
プロポーズして
その返事を待っているような心境です。
晩秋の陽はつるべ落としです。
5時を少し過ぎたところで辺りは
かなり暗くなって来ました。
灯りを点けないでいると
神経が研ぎ澄まされて
少しの物音でも聞こえてきます。
この階のエレベーターのドアが
開く音が聞こえました。
足音がこちらへ向かって来ます。
心臓のどきどきが身体全体に
広がって行きました。
足音は一つです。
階下で車のエンジン音がなかった
と言う事は妻は歩いて戻って来た
ようです。
この緊張感は・・・?
プロポーズして
その返事を待っているような心境です。
晩秋の陽はつるべ落としです。
5時を少し過ぎたところで辺りは
かなり暗くなって来ました。
灯りを点けないでいると
神経が研ぎ澄まされて
少しの物音でも聞こえてきます。
この階のエレベーターのドアが
開く音が聞こえました。
足音がこちらへ向かって来ます。
心臓のどきどきが身体全体に
広がって行きました。
足音は一つです。
階下で車のエンジン音がなかった
と言う事は妻は歩いて戻って来た
ようです。