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奈落の向こう側
第19章 奈落の向こう側
妻「はい、私も曖昧な記憶なので
可笑しいとは思いましたが
現実の証書を見せられて、
それがもうあなたに相談できる
額でもなくなってて・・・。」
私「でも、普通はそうなる前に
俺に相談するだろ?」
妻「はい、そうするとは思うんですが
その時の私は・・・。」
私「う~ん、もしかしたら催眠術とか、
そんな感じじゃないのかな?」
妻「そんな簡単に
掛かる物なんでしょうか?」
私「たぶん、お前は掛かるよ」
妻「どうしてですか?」
私「以前、テレビで催眠術の
番組をやっているのを見ている時、
お前は『あれって本当かなぁ~?
私だったら絶対に掛からない
自信があるわ~』と言っていただろ?
自分は掛からないって思ってる人間ほど
掛かりやすいらしいよ」
妻「・・・。」
可笑しいとは思いましたが
現実の証書を見せられて、
それがもうあなたに相談できる
額でもなくなってて・・・。」
私「でも、普通はそうなる前に
俺に相談するだろ?」
妻「はい、そうするとは思うんですが
その時の私は・・・。」
私「う~ん、もしかしたら催眠術とか、
そんな感じじゃないのかな?」
妻「そんな簡単に
掛かる物なんでしょうか?」
私「たぶん、お前は掛かるよ」
妻「どうしてですか?」
私「以前、テレビで催眠術の
番組をやっているのを見ている時、
お前は『あれって本当かなぁ~?
私だったら絶対に掛からない
自信があるわ~』と言っていただろ?
自分は掛からないって思ってる人間ほど
掛かりやすいらしいよ」
妻「・・・。」