この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
×アリエナイカノジョ×
第9章 ◆ Scene01
そう呟きながらも、股間を硬くさせていく事実。
イヤらしい光景に目を背けなければと思う反面、思春期の性的好奇心が紗英の淫らな姿から視線を離させない。
有り得ないと思いながらも、予想もしなかったシチュエーションに興奮していたのは影人も同じだった。
…もしここでボクが出て行ったら…
あの肉感的な紗英のカラダを味わえるのでは無いかと期待を覚えながらも、一歩が踏み出せない。
今まで頭の中で何度と紗英を犯したのか分からない。
それでも現実では遠くから眺めては妄想するしか出来ない影人だった。
…いや…小心者とかじゃなくて…
…ボクは常識があるだけなんだから…
踏み出せないことに何故か言い訳をする影人。
自らに言い訳をしていた際に、僅かの間紗英から視線を外していた。
「…あれ?」
―――――――――
―――――
――