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第12章 ◆ Scene04

　
「ﾝﾊｧ…はぁあっ……もう…いつもより……感じちゃって…ダメぇっ………」

　万が一を想像しながら、人目に付かない場所でオナニーをするようになっていた紗英。

　間近で撮影されながら、剰え、言葉で責められながらオナニーをする事に異様な興奮の昂ぶりを覚えていた。

　汗ばんでしっとりとした柔肌の感触を感じながら、柔肉に指を食い込ませて胸を揉んでは捏ねる。

　いつもの行為も、何時もより過敏に刺激を脳へと伝えていく。

　それに加え、撮られながらワレメを弄る行為が脳を痺れさせていく。

「あのサエちゃんが…こんなに淫乱だったとはねぇ」

「さ、紗英は…淫乱なんかじゃ…んはぁぁっ………」

「撮られてそんなにビショビショにしておいて…冗談はダメだよ」

　荒い吐息混じりに言葉で嬲られる。

　自らを淫乱だと認めさせられる言葉に、紗英の両手はそれを証明しようとばかりにカラダを弄り続けるのだった。