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パズル
第23章 波乱の12月 ー朋会、再びー
「え?ちょ、朋、お前ナニ言ってんの?」
「私が!どんな気持ちで居たと思ってんの?私ももう高校卒業するし、私なら晃一も懐いてるし、このまま順ちゃんのお嫁さんになれるかもって思ってたのに、またあんなポッと出のオンナに持ってかれるの⁉︎ 順ちゃんにとって私は、どこまでいっても恋愛対象にはならないの⁉︎」
「…朋のコト、そんな風に見たことないよ…清美ちゃんも、恋愛対象じゃあない。俺と清美ちゃんは、あくまでお互いの利害が一致しただけの、契約関係だ。」
「そんなこと言ったって!一緒に住んでればいずれそんな日も来るかもしれないじゃない⁉︎」
先週の一件がふと脳裏を掠めて、俺は言葉に詰まる。
「ホラ、顔が赤くなってる!やっぱり疾しいトコあるんじゃない!」
「なっ…赤くなんかなってねぇよ!お前が変なこと言うからだろ⁉︎」
「だいたいねぇ!私の気持ちはケーキひとつで誤魔化されるほど安くないのよ‼︎」
なんの話だ、ケーキって…
「私が!どんな気持ちで居たと思ってんの?私ももう高校卒業するし、私なら晃一も懐いてるし、このまま順ちゃんのお嫁さんになれるかもって思ってたのに、またあんなポッと出のオンナに持ってかれるの⁉︎ 順ちゃんにとって私は、どこまでいっても恋愛対象にはならないの⁉︎」
「…朋のコト、そんな風に見たことないよ…清美ちゃんも、恋愛対象じゃあない。俺と清美ちゃんは、あくまでお互いの利害が一致しただけの、契約関係だ。」
「そんなこと言ったって!一緒に住んでればいずれそんな日も来るかもしれないじゃない⁉︎」
先週の一件がふと脳裏を掠めて、俺は言葉に詰まる。
「ホラ、顔が赤くなってる!やっぱり疾しいトコあるんじゃない!」
「なっ…赤くなんかなってねぇよ!お前が変なこと言うからだろ⁉︎」
「だいたいねぇ!私の気持ちはケーキひとつで誤魔化されるほど安くないのよ‼︎」
なんの話だ、ケーキって…