パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 親友

「え。マジで⁉︎」

「…もしかして、デキたのかよ⁉︎」

「うわー！それ、おま、やっちまったなぁー‼︎」

その感想の、九割は同情だ。

そりゃそうだろう。
俺だって、逆の立場ならそうとしかいえない。

「で、正直に結婚しちゃったんだ⁉︎ バカだねお前、そんなのバックれちまえばコッチのもんじゃん。てか相手って誰よ？」

「彼女、だよ？前のボードんトキの。」

「マジで⁉︎ まだ付き合ってたのお前」

「それってさー、結婚焦ってハメられたんじゃねぇの？」

「あー、あり得る。あのOLかなり年上だったもんな。27だっけ？ 結婚に必死なアラサーってヤツ⁉︎」

「ウチの姉貴もさー、ちょっと前まで親の会社関係でちょっと会ってみないかとか言われるたんびに彼氏がいるからとかってケンカしてたのにさ、オトコと切れた瞬間見合い見合いって目の色変えちゃってさー、なんか、惨めとか哀れとか通り越してこえーの、鬼気迫るってか。
男キープしとかないと情緒不安定なんだよ。」