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第56章 ポジション

「行くな！」

そう言ってやきもちを焼いた君

「俺も好きやで」

問いかけにそう言った君

私は君の言葉に一喜一憂して
思ったよりも君のことが好きみたいです

君としか肌を重ねたくないなんて
嫌われたくない
そう思うのに涙を止められなくて
困らせてごめんね

どうしたらいいのか分からないくらいに
心の中がぐちゃぐちゃになるくらいに
君のことがどうしようもなく私の中で存在が大きい

いつか終わりがくる
それでも今は今だけは
隣にいさせて欲しい

君といれるならば
ポジションなんてどうだっていいから－－