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ディスタンス
第2章 いつから、愛してた?
やがて内戦が一時停戦して、俺は国に預けられ、保護された。

俺は戦うことしか知らずに、育ったんだ。




そうして、アメリカからある男が現れた。





黒人だ。アメリカ系の黒人で、スティーブ。笑うと、白い歯がむき出しになって、なんだか無邪気だ。誰も信用しない俺に、スティーブは話しかけてきた。

「一緒にニューヨークに来いよ」

ニューヨークに、なにがあるっていうんだ。

そう尋ねた俺を見て、スティーブはニカッと笑って、

「ニューヨークには、愛がある」

と答えると、俺は少し驚いて、そこで初めてスティーブを見た。



スティーブが、瑠生の父親だった。
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