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ディスタンス
第2章 いつから、愛してた?

そう。
スティーブの言う通りだった。
ニューヨークで、俺は変わった。
ニューヨーク市警で働いていたスティーブのパートナーとして、刑事として働いた。そこで、スティーブの家に招かれて、まだ2歳くらいの瑠生と出会ったんだ。
もう1人娘が生まれるから瑠生の面倒を見てほしい、とスティーブに言われた。言葉もまだろくにしゃべれない瑠生は、寂しさの涙を隠して、笑っていた。
そんな瑠生を見ていたら、守ってあげたくなったんだ。
子供らしく、ワガママも言ってほしい。
泣いてもいい。
怒ってもいい。
子供らしく、生きて欲しかった。
スティーブの言う通りだった。
ニューヨークで、俺は変わった。
ニューヨーク市警で働いていたスティーブのパートナーとして、刑事として働いた。そこで、スティーブの家に招かれて、まだ2歳くらいの瑠生と出会ったんだ。
もう1人娘が生まれるから瑠生の面倒を見てほしい、とスティーブに言われた。言葉もまだろくにしゃべれない瑠生は、寂しさの涙を隠して、笑っていた。
そんな瑠生を見ていたら、守ってあげたくなったんだ。
子供らしく、ワガママも言ってほしい。
泣いてもいい。
怒ってもいい。
子供らしく、生きて欲しかった。

