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ディスタンス
第3章 スイートルーム
再会したとき、ハーレムの公園で、初めてお互いに好きだと言った。


愛してるって言って。


瑠生が俺を睨みつけながらそう言うと、俺の中で初めて、この気持ちを言葉にしたい、と思ったんだ。



瑠生が俺をグーで殴ったから、俺は体制を崩して砂場に背中から倒れて、瑠生は俺の腹の上にまたがって、襟首を両手で掴んでいる。そして、俺の返答を、待っている。





その瞳に、釘付けになった。




俺は、瑠生の頬にそっと触れると、穏やかに微笑んで、



「愛してる」



と答えると、瑠生の大きな瞳からパールのような涙の雫が、俺の頬にこぼれ落ちた。




この涙を、俺は決して忘れない。
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