この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ディスタンス
第3章 スイートルーム

シャンパンが、半分以上減った頃、ほろ酔いくらいのいい気分になった。
瑠生は、色気より、食い気。
フルーツをパクパク口に入れて、水のようにシャンパンを飲んで、ローストビーフを頬張っている。
俺はため息をついて、瑠生の右手に持つシャンパングラスを取り上げると、瑠生は驚いて俺を見上げた。
「ちょっと?なにすんのよ、匠」
ムッとしてる。
恋人になったばかりなんだぞ。そんな言い方、普通するか?とはいっても、俺も俺だけど…!
「瑠生」
「なによ!」
瑠生はそう言いながら、シャンパングラスを返せと言わんばかりに、右手でグラスを取り返そうと腕を伸ばしてくる。
「背中の傷を見せろ」
「え⁈やだよ」
瑠生は、色気より、食い気。
フルーツをパクパク口に入れて、水のようにシャンパンを飲んで、ローストビーフを頬張っている。
俺はため息をついて、瑠生の右手に持つシャンパングラスを取り上げると、瑠生は驚いて俺を見上げた。
「ちょっと?なにすんのよ、匠」
ムッとしてる。
恋人になったばかりなんだぞ。そんな言い方、普通するか?とはいっても、俺も俺だけど…!
「瑠生」
「なによ!」
瑠生はそう言いながら、シャンパングラスを返せと言わんばかりに、右手でグラスを取り返そうと腕を伸ばしてくる。
「背中の傷を見せろ」
「え⁈やだよ」

