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ディスタンス
第3章 スイートルーム
「いいの?」


そう。俺の方が、ムリ。

俺も、笑った。すると、今度は瑠生が起き上がり、俺の上に上がってきた。

「瑠生?」

「ここまでなんて、そんなこと、言わせないんだから」

瑠生は首を伸ばしてキスをしてくると、俺がしていたように、首筋から肩、胸元へと舌を這わせている。

そして、瑠生の手が下に触れると、思わず目を閉じた。

5本の指を全部使って、上下にしごきながら、先からくわえた。

うおっ…。

って、思わず声が出そうになった。

まったく。どこでこんなこと、覚えたんだ?

気持ちよくて、気が遠くなると、イキそうだ。

すると、舌でソレを舐めながら、瑠生は下から俺を上目使いで見つめながら、

「どうする?ここで、やめる?」

と尋ねると、さすがの俺も、降参だ。
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