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山田雪江のフロント日記
第3章 昼間のラブホ
20分で、営んで風呂・・
私の20分なら風呂だけで終わっちゃう・・
いろんな人がいるんだなぁ~
私が煙りのような妄想にまかれている最中に
雪江さんはビールを飲みほし、手をあげながらさっきのにいちゃんに
ビールね!と叫んでいた。
「仕事中らしきカップルだとさ、上司と部下みたいなのとかは
言葉遣いでわかるわね」
焼鳥の串をぶるぶるふるわせながら雪江さんは続けた。
「女の子が男にむかって敬語でしゃべってるって、不自然でしょ?
先にいってますね、とかさ、恋人同士だったらそんなふうに言わないでしょ?」
「なるほど、たしかに」
そういう細かいところから紐解いていく・・
ベテランフロントの雪江さんは
さぞかしたくさんの、目の前で繰り広げられるドラマを見てきたことでしょう・・・
私の20分なら風呂だけで終わっちゃう・・
いろんな人がいるんだなぁ~
私が煙りのような妄想にまかれている最中に
雪江さんはビールを飲みほし、手をあげながらさっきのにいちゃんに
ビールね!と叫んでいた。
「仕事中らしきカップルだとさ、上司と部下みたいなのとかは
言葉遣いでわかるわね」
焼鳥の串をぶるぶるふるわせながら雪江さんは続けた。
「女の子が男にむかって敬語でしゃべってるって、不自然でしょ?
先にいってますね、とかさ、恋人同士だったらそんなふうに言わないでしょ?」
「なるほど、たしかに」
そういう細かいところから紐解いていく・・
ベテランフロントの雪江さんは
さぞかしたくさんの、目の前で繰り広げられるドラマを見てきたことでしょう・・・