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山田雪江のフロント日記
第3章 昼間のラブホ
いわゆる普通のホテルと同じような感覚でチェックインできるのなら、
常連になったら挨拶のひとつもしておこう、って
感覚になるのかしらね・・
「じゃあ昼間は中高年のカップルがけっこういるってことなんですね」
「そうね、多いわね」
「でも不倫となると中高年ばっかりじゃないんですよね?」
「そりゃいろんなのがいるわよ。
30、40代くらいでいかにも今仕事中ですみたいな恰好して、
男だけじゃなく女のほうもね、ビジネスバッグにリクルートバッグとかでさ」
「へぇ!それって、たとえば営業回りとか言って外出して、
そんでラブホに来ちゃったっていう感じ?」
「そうよ、だから早いのよ、出るのが!
3~40分で出てったり、早いのだと20分くらいで出るわよ!」
「えーーー!20分?!それって、なんかできたんですかね?」
「してんのよ!しっかり風呂まで使ってるからね!」
常連になったら挨拶のひとつもしておこう、って
感覚になるのかしらね・・
「じゃあ昼間は中高年のカップルがけっこういるってことなんですね」
「そうね、多いわね」
「でも不倫となると中高年ばっかりじゃないんですよね?」
「そりゃいろんなのがいるわよ。
30、40代くらいでいかにも今仕事中ですみたいな恰好して、
男だけじゃなく女のほうもね、ビジネスバッグにリクルートバッグとかでさ」
「へぇ!それって、たとえば営業回りとか言って外出して、
そんでラブホに来ちゃったっていう感じ?」
「そうよ、だから早いのよ、出るのが!
3~40分で出てったり、早いのだと20分くらいで出るわよ!」
「えーーー!20分?!それって、なんかできたんですかね?」
「してんのよ!しっかり風呂まで使ってるからね!」