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電動人形
第31章 玩具
「う…う…

だめです。

くっ…クリ豆は敏感なんで、
ゴリゴリしないでくださいぃ」

イヤらしい台詞とは似合わず人形の声は透き通って可愛らしいものだった。

言いよどむところも可愛い。

でも、ボクは逆に皮を剥いて嫌というほど押し合てて、泣き叫ばせたいと思ったのだ。


しかし男の言う極上の状態も味わいたくて、ぐっと堪える。


なのに人形は快感を求めて腰をくねらせていた。

ヒィィン…ンクゥゥ…

「なぁに、イキたくなったら、すぐにイカせてやるから安心しなよ。」

人形は首を縦に振ったり、横に振ったりする。

自分がどうなりたいのか、わからなくなってきたようだった。
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