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君のKISSに夢☆CHU
第3章 case1,BAR☆年上の男
ダンディーなおじ様。
これはきっとかなり遊び慣れてそう。
今日のターゲットに決まりだなっ。
私は心の中でそう囁いた。
「ご馳走するんで、良かったら好きなもの、頼んでください。」
スマートにご馳走してくれる所も、大人な余裕を感じさせる。
「ありがとうございます!」
私はとびっきりの笑顔で、おじ様を下から見つめた。
「カルーアミルクくださいっ。」
バーテンさんに次のカクテルを頼んだ。
「やっぱり若い女の子だね。甘いカクテルが好きなんだ。」
「はい。失礼ですが、下の名前でいいので、お名前聞いてもよろしいですか?」
「俺は優介(ゆうすけ)。君は?」
「優介さん、見た目と同じ素敵なお名前ですね。私は桜の音と書いてさのんです。」
「桜音ちゃん。可愛い名前だね。すごく似合ってるよ。」
「ありがとうございます。」