この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君のKISSに夢☆CHU
第3章 case1,BAR☆年上の男
優介さんが、私をお姫様抱っこしてベッドに運ぶ。
そのまま、あそこで欲望のまま抱かれる方が私は好きだな…。
そんな事を私が考えているとは知らず、優介さんが私の髪を撫でながら優しく体にKISSをしていく。
優しく脱がされいく下着。
優しく触れられる体。
全てが優しく優しく、まるで何か繊細な物を扱うかのように進められていく。
「桜音?どうされたい?」
ふと、優介さんが私を見ながら聞いてきた。
「KISSをしてください。私KISS好きなんです。」
「あぁ。いいよ。」
そうだったね、忘れてたよ!と言わんばかりの顔をした優介さんを見て、私はすでに
“この人はないな”
と確信した。
多分この人は、あまりKISS が好きじゃない。
この人にとって、KISSはエッチをするまでのただの付け足しみたいなもの。
私の頭はもうこの地点で、冷めてしまった。
残念だけど、今日もハズレか…。