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第15章 来騎の嫉妬

輝愛と一夜を過ごした後も、私達3人の関係は何も変わらずにいた。

あの日の事を、来騎にしつこく聞かれたけど、輝愛が心配して家に来てくれたけど、KISSまでしかしてない事になっている。

なぜなら、来騎の嫉妬は毎度凄くて、お店のｼﾝさんと仲良く話しているだけでも、細かく内容を聞いてきたりする。

できるだけ、来騎のいない日にお店に行っていたので、最近は来騎も仕事の日を教えてくれなくなったのだ。

輝愛にも仕事の日を秘密にしているようで、聞いてもわからない。

そのため、お店に行くと来騎がいる事も最近はよくある事になった。

今日も、輝愛に会いたくてお店に行くと、来騎も出勤日だった。

そして今日、一番恐れていた事が起こってしまったのだ。

一番知られたくなかったあの事が、来騎にﾊﾞﾚてしまったのだ。


そう、その事件は来騎ﾌｧﾝの女の子が持ってきたある雑誌から始まってしまった。