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獣欲の檻
第9章 ココの生活
ココが目を覚ますと、天蓋のついた白いベッドの上に居た。
「誰も、いないの?」
見渡した後に小さく呟いた。
ピンクのソファーに猫足の白いテーブル。
まるでお姫様の様な部屋。
でも、ココはそれに感動はしていない。
怖いのだ。
広い部屋に優雅に物がおいてあっても、人の気配がないのだ。
小さなアパートで暮らしていたから、誰かしら人がいる生活だったから。その上、窓もない部屋。扉が2つに階段があるだけ。
ココはゆっくりと起き上がり、扉の前に立った。
「誰か、居る?」
ノブに手をかけてゆっくりと開けると、そこはクローゼットだった。
急いでもう一つのドアを開けると、トイレとお風呂。
「誰も、いないの?」
見渡した後に小さく呟いた。
ピンクのソファーに猫足の白いテーブル。
まるでお姫様の様な部屋。
でも、ココはそれに感動はしていない。
怖いのだ。
広い部屋に優雅に物がおいてあっても、人の気配がないのだ。
小さなアパートで暮らしていたから、誰かしら人がいる生活だったから。その上、窓もない部屋。扉が2つに階段があるだけ。
ココはゆっくりと起き上がり、扉の前に立った。
「誰か、居る?」
ノブに手をかけてゆっくりと開けると、そこはクローゼットだった。
急いでもう一つのドアを開けると、トイレとお風呂。