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獣欲の檻
第9章 ココの生活
会話は成立しない。


フランス語のわからないココと、日本語のわからないイヴァンの会話は、会話というより独り言に近いのだ。


不安そうに見上げるココを見て微笑むイヴァンは、ココを抱き上げてベッドのふちに座らせ、髪を撫でた。



「黒くていい髪をしているね?少し伸ばそう。私は長い髪の方が好みだから」



そう笑ったイヴァンをココはただ見ていた。


『怖い』


そう思って体が強張っていたのだ。これまでココのそばにいた大人は、安心できる人間ではなかったのだから、ベッドに連れて来られた時に、イヴァンもひどい事をする大人なのでは無いかと不安に襲われたのだ。
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