この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハツコイ♥アゲイン
第8章 溺れるほど、夢中

* * *


「……買い過ぎ」


いつのまにか太陽が傾いていて、アスファルトに伸びる影が長くなる。

銀座のメイン通りから、気付いたら日本橋方面まで足を伸ばしていて
両手いっぱいの紙袋見た陽向が、溜息を漏らした。


「見事に乗せられたぜ。
どいつもこいつも、過剰なまでに煽て上手だな」

「でも、本当に全部似合っちゃってたし。
ショップの店員さんがみんな興奮してたの、分かるよ」

「ったく。彼女のお前が止めなくてどうするんだよ」

「………!」


“ 彼女 ”


斜め前を歩きながら、何気なく陽向が放った一言。
終始激しく動きっぱなしの私の心臓が、またキュンと音を立てる。


「で、どれが1番良かったわけ?」

「……えっ?」

「店員の感想なんて興味ねぇけど
胡桃の好みだけは知っときたいから」


/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ