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ハツコイ♥アゲイン
第8章 溺れるほど、夢中

「あ、でも逆に冒険するのもありだと思うな~
ビビット系の攻めコーデも、絶対イケると……

……!」


ピースした手を揺らしながら喋る私を見て
サングラスを外した陽向が……ふっと笑った。


「………っ///」


その眼差しにドキッとして、動きを止めると
買った袋全てを片手に持ち替えて

陽向の手が
私の髪を、いいこいいこって……優しく撫でた。


「??/// あ、あの…」

「だから。刺激するなっつってんだろ」

「えっ!?」

「弱いんだよ俺は」


悔しそうに片目を瞑ったその表情で、再び心臓破裂。
なんとも言えない甘い空気に包まれて、呼吸が止まる。


「お前がふいうちで笑うと、グラつく」

「………!!」

「マジで免疫つけねぇとやべぇわ」



頭の上の手が下りて、肩を抱かれて引き寄せられた。



「襲いたくなるっつーか
……いっそのこと、食っていい?」



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