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ハツコイ♥アゲイン
第13章 “ ずっと傍にいる ”
心身共に粉砕した私の体を、ソファから起こして
抱き抱えたまま、陽向がメゾネットの階段を上っていく。
「……っ」
間接照明が淡く広がる、お洒落なロフトフロア
クイーンサイズのベッドに、乱暴に落とされた。
すぐに私に跨った彼に、簡単に服を脱がされて
躊躇無く下着も剥ぎ取られる。
……だけど
私が激しく動揺したのは、自分が裸になったことじゃない。
「 !! ひゅ、陽…」
息を飲んだから声が消えた。
腕をクロスして、脱ぎ捨てたTシャツの下から
目の前に忽然と現れた……生の身体。
「ちょ、ちょっと待っ…」
「あ?」
「待って、ほんとに…///」
芸術?
彫刻?
肩腕胸お腹まで、無駄なものが一切ない
腹筋もそうだけど、全体のラインが凄く綺麗
シンプルなチェーンネックレスが揺れる鎖骨から
と、とんでもない色気が……!
「き、聞いてないよ私」
「……は?」
「だって、この前は…」
この前此処に来た時は、服を着たままだった。
そりゃ過去に付き合ってた時も神だったけど
さらに美しく進化しているなんて……