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ハツコイ♥アゲイン
第4章 DO・ストライク

気だるい雰囲気をめいっぱい出して、低い声でそう言った後
グラスの残りと升に落ちた分まで、グビグビと喉に流し込んだ。

どーだ見たか。
目の前で一気飲みを披露してやったぜ。


「……大丈夫かお前、色んな意味で」


思いっきり渇いた目をした陽向が、シャツの袖を捲る。

くっそぅ。
なんだってこうもいちいち仕草がツボに入るかな。


「俺の何が残念で、どこが嘘つきなわけ?」

「私の知ってる月岡陽向は、お世辞なんて絶対言わなかった」

「お世辞?」

「可愛いくないもん、私」

「は?」

「正確には、 “ 今は ” 可愛くない」


何言ってんだ、私。


「何言ってんの、お前」


心の自問自答と陽向のツッコミが重なった。


「人の発言をいちいち拾うな。
素直にありがとうって言えばいーじゃん」

「だって明らかに社交辞令じゃん!
香さんも言ってくれたけど、冗談に決まって…」

「誰よ、香さんって」

「お兄ちゃんのお嫁さんだよ!」


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