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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

 縛るものを探して見渡してみても、浴室だと見つからなかった。

「あ、やん……っ」

 その時、彼が小さく喘いだ。ん? あたしは首をかしげる。
 すぐに理由はわかった。芋虫のように転がった体勢は、乳首やあそこが冷たいタイルにこすれて、それで感じてしまったのだと察した。
 あたしはイツキくんの頭と背中に、両方の太ももを乗せた。
 軽く揺らす。

「あ、あ、やん……タイルが、擦れて……っ」
「硬くて冷たくて、気持ちいいの?」

 こく、こくと頷く。

「本当に、呆れるほど変態だねえ、イツキくんは」
「ち……がいます……っ、イッたばっかで、体が敏感に……」
「ここが?」
「ああん……っ」

 片手を体の下に潜り込ませて、乳首をつまむ。甘い悲鳴が上がった。

「ほら、触ってあげるから舐めなよ」

 頭に乗せていた方の太ももを、横を向いて横たわる彼の口もとに押し付ける。

「んう、ん……」

 イツキくんはおそるおそる、あたしの足に舌を這わせた。犬みたいに鼻息を荒くして、自分で吐き出した精液を舐めとる姿は、あたしの嗜虐心を満たす。
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