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starlight kiss
第8章 トラウマ
鞄も何もかもそのままで秋人は姫紗を抱き上げ、寝室のベッドに連れて行く。

「どうする?」
「…ッ今日は…無理…」
「…?……もしかして…月モノか?」
「違うけど…」
「…気分じゃない?」
「違う…」
「……意味なし?」
「…ッ」

顔を背けてしまった姫紗は言葉を飲み込んだ。そんな姫紗の顔を見て小さく笑うとそっとキスを交わし横に寝ころんだ。

「まぁ…焦る事無い…それに昼間はカローレの撮りもあったし…」
「秋人…」
「…ん?」
「…何でもない…」

巻き付きたいがどうしたらいいか戸惑う姫紗。そんな姫紗を察したのか…秋人はそっと腕枕をしながらも抱き寄せた。
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