パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 トラウマ

草間の手に掛かれば大抵の女は堕ちてきた。

「ﾊｧ…困った…マジかよ。」

そうこう考えていたときだ。携帯が鳴った。

「もしもし？」
『もしもし…秋人？』
「…何？」
『冷たいのね…』
「俺今から仕事行かなきゃいけないから用事あるなら…早くして？」
『私考えたの。』
「ﾊｧ…だからさ」
『２人の事…リークしてもいい？』

電話の相手は瀬奈だった。過去の関係をリークしようと切り出してきた。

「何言ってんの？リークしたら瀬奈だってただじゃ済まないだろ。」
『解ってる。解ってるけど…』
「それでもやるって言うの？やった所で俺の気持ちかわらねぇよ？」